オフィス フレイドについて

中小企業のIT人材育成

私は学生時代にIT業界にアルバイトで働き始め、そのまま生活のために起業しました。アルバイト先では仕事を教えてくれるのは取引先の方々でした。もともとプログラミングが好きでしたが、技術を教えてくれる先輩もなく、独学で身に付け、実績を積み上げ、取引先を開拓していきました。

業界に入ったばかりのことをブログに綴っています。

1992年に自分の会社を立ち上げ、1996年には念願の自社パッケージの開発と販売を開始しました。その製品はソニーのVAIOにも搭載され、海外でも数多くの販売実績を残したものの、不正データや盗用データを私用した模倣品にシェアを奪われました。

特に中国では、弊社製品を解析して模倣品を開発し、買取を迫ってきた人物がいました。それを拒否したところ、別の会社に模倣品を持ち込み、ロングマンの辞書データを無断盗用して、弊社の半額で製品を発売し、大きな利益を得た人物がいました。それが現在、小米(xiaomi:シャオミー)のCEO、雷軍氏です。彼はこれを元手にキングソフトを設立、キングオフィス等を開発してさらなる利益を得たのちに、小米を設立、現在に至ります。

このような経緯から、私は海外で初めて評価された日本製ビジネスソフトを開発・販売したにもかかわらず、数年で海外市場から撤退しました。

2000年より、沖縄にて新しい形の人材育成として、学生向けにビジネススクールを開校しました。この取り組みはテレビでも取り上げられ、複数の国家プロジェクトにも採択され、多くの人材を育成してきました。私が考案した人材育成スキームは、その後、多くの地元企業や人材育成機関に模倣され「沖縄モデル」として広く普及しました。OJTとOff-JTを組み合わた人材育成が現在では当たり前のように行われています。

リーマンショックで会社が経営不振に陥り多額の債務を負うも一時立ち直りましたが、その後も様々なことがあり、業務継続を断念し会社を清算、私個人も破産して20年以上経営してきた会社をたたみました。

私自身がもつ人材育成や技術スキル、なぜ自分が会社をたたむことになったのか、経営者としてなにが問題だったのか、今となっては非常に冷静に見ることができます。そして自身の失敗を通して、ぜひとも若手経営者に知ってほしいことが、たくさん出てきました。

他社の成功から学べることはそう多くはありません。ですが、失敗から学べることは数多くあります。なぜなら、誰もが成功よりも、失敗のほうが多いからです。小さな失敗のうちに「なにがいけないのか」を自身で考え「どうすればいいのか」をアドバイスする、そんな親身な関係で経営者や技術者を導きたい、フレンドリーなガイドができればと「フレイド」と名付けました。加えて英語で心配を意味する「アフレイド」から「ア」をとって「フレイド」になれば「心配」がなくなる、という意味も込めました。

ITを主業務とされる中小企業において、人材育成と販路開拓は企業の将来を決定する重要な業務です。この2つの戦略をきちんと立てなければ、売上計画や資金繰りばかりを、行き当たりばったりで追いかけてしまい、中長期的な経営計画を立てることができません。それはかつての自分の姿と重なります。また

皆様の企業が発展できるよう、私自身がもつスキルと知識が大いに役に立てばと考えています。。

なにとぞよろしくお願い申し上げます。

オフィス フレイド 代表 齋藤孝春

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