聞いてない、知らない

投稿者: | 7月 11, 2020

相手に話したはずなのに「聞いてない。」
説明したのに「知らない。」

こんなことは少なくない。なので、私は口頭や電話による連絡報告の類が好きではない。話したはずだとか、言ったはずだと、やってもいないことをやったと言い切る人もいる。たが、大抵は悪意がなくて、忘れていることも多い。書面やメール、メッセンジャーでもLINEでも、とにかく記録に残るものなら、そういうミスが防げる。

それでもなかなか認めない人もいるのだが、厄介なのは、説明して相手が理解したか確認までして、わかったと答えておきながら、知らない、聞いてないという人だ。おそらく、どうせ自分には関係ないことだから聞き流して、分かったと適当に答えておけばいいやと言う判断が働いたのだろう。その判断は多くの場合で間違っている。原因は自分の置かれている立場や、自分がなすべき役割を理解しないまま話を聴いてることにあると思う。

加えて、これもよくあるのが、分かってないのに「分かった。」で済ます人。そもそも、相手が何について「わかった?」と確認してるかも理解してない。ただ、いろんな理由、相手に分かってないと言うのは失礼だとか、分かってないと答えるのが恥ずかしいだとか、もう一度説明させるのは申し訳ないだとか。

かえって大迷惑だ。

結局、同じことを質問されて、分かったって答えたくせに、何なんだよと頭にくるのをぐっと抑えて、同じ説明をすることになる。こんなことなら、最初の説明のときに分からないと言って欲しい。

こんなことが続くと精神的に参ってくる。どうして世の中にはこんないい加減な人ばかりなのだろうかと、世界を呪いたくなるときすらある。その最たる例が「俺のパソコンにメールしてくれとか。」だ。メールはパソコンに送るものではない、メールサーバーに送るものだ。言葉は正確に使え!気がおかしくなりそうだ。神よ、あなたはなぜ、こんなにも試練を人に与えたもうたのか?!

ちなみに私は無神論者ですが、なにか?