岩見沢で鮨を食べる~ネット評価と五十路のずれ~

投稿者: | 7月 11, 2020

現在の岩見沢市は、いくつかの市町村が合併したため、かなり広域になっているが、街の中心部は岩見沢駅前を中心とすることに変わりはない。そこにはいくつもの鮨店があるのだが、私が行くのは敏鮨、初音鮨、鮨の東龍の3軒である。それぞれTPOによって使い分けている。

  • 一人で寿司をつまみたいときは敏鮨
  • 数人で会食したいときは初音鮨
  • 大勢のときや、ランチのときは鮨の東龍

この他にも鮨店があるのだが、行く機会がなかった。食べ歩きで店を回っているわけでもないので、機会があれば他の店にも行ってみたいと思う。

で、毎回思うことだが、岩見沢市内の鮨店のレベルは総じて高いと思うのだが、食べログの点数は低い。北海道の経済は札幌に極端に集中しているので、札幌から電車で30分も過ぎると、小樽のような観光都市を除けば、経済規模も人口も極端に小さくなる。外国人観光客など見かけたことがない。

食べログのコメントを読んでみても、投稿している人は地元民中心のようだ。そうなると回転すしと比較すればコスパが悪いことになるだろう。ゆっくりと鮨を味わいながら酒を楽しむ人よりも、鮨だけ食べて帰る人もいるだろう。余所者からすれば、もっと点数が高くて然るべきと思っても、地元民の評価はおのずと価格志向となり、回転すしと大差ない結果となってしまう。

それに食べログの閲覧層は、食にそれほど金を使う人ではなさそうだ。超有名店を除けば、地元民のみが客層で、すこしお金のある、そう、50代以上を客層とする店は総じて食べログでは評価が低い。食べログに情報を投稿してるのは30~40代がメインのように見受けられる。それでは評価が偏るのは当然なので、食べログの点数が低くても、自分が食べて満足できる店ならばそれでいいのだ。ネットの情報を鵜呑みにせずに、自分の舌で確かめる。

ITで飯を食ってきたからこそ、ITの限界もよく知っているつもりだ。