朝、起きると体がだるい。ときおり咳も出るし、頭痛もする。なんだか熱っぽい。寒気もするのでエアコンを止める。
風邪が振り返したのだろうか。
カバンをチェックする。名刺入れが見当たらない。昨晩のモツ鍋屋に忘れたのだろうか。
スーツを着る予定が、スーツを着られない状態では、ワイシャツを着ることもできない。スーツを着る日と着ない日に分けて、それぞれちょうどのシャツしか持ってこなかったから、今日、着る分のカジュアルシャツが手持ちにない。下着だけではなく、シャツも余分に持った方がいいな。旅先では何があるかわからない。備えあれば憂いなしだ。
朝から式典に出席する予定だったが、この状態で臨めばトラブルは必至だ。静まり返ったコンサートホールに私の咳が響き渡るのはなんとしても避けたい。
残念だが、夕方の懇親会まで休むことにしよう。歳をとると本当に体力がなくなる。一度体調を崩すと、なかなか元に戻らない。こうしてどんどんと弱って、数十年後には死を迎えるのだな。
ああ無情。
とりあえず眠ろう。
50年ほど生きていれば、いろんな経験をするものだ。さほど破天荒な生き様だとは思わないのだが、あまり他人が知らないことを見知ってきたらしい。そんな私の人生の切れ端でも誰かの役に立つかもしれないなら、記録として残す価値はあるかもしれないなどと考えながらブログを更新している。(詳しく読む…)