バイアスロン

リレハンメルオリンピックの金メダリストである阿部氏から、冬季オリンピックの話を聞く機会があった。二年前に清水宏保氏の話を聴いて以来だ。2026年と2030年に札幌も立候補してるそうだ。近年は温暖化のせいで、天然の雪で冬季オリンピックが開催できる都市がなくなっている。ソチは気温が15度〜20度もあった。平昌も暑かった。このような気温ではスノーマシンが使えないと言う。

では、どうするのか?

巨大な雪製造機で作ったカキ氷のような雪を運んでコースに貼り付けるのだとか。確かに平昌五輪も雪が不足したために、コースに雪を運ぶ五輪関係者の姿が報道されていた。

温暖化といえばコメも昔は新潟県や宮城県が米どころで有名だったが、今では青森でも暑さでコメが焼けてしまうとかで、北海道が米作に一番適していると、何かと記事で読んだ覚えがある。実際、「ななつぼし」や「ゆめぴりか」、全日空の機内食でよく出てくる「ふっくりんこ」など、北海道産米は人気がある。我が家で食べているコメも空知産のななつぼしだ。

そのために、世界中でも天然雪でオリンピックが開催できるのは札幌しかないとのこと。子供の頃からウインタースポーツに親しみ、日曜日にはテレビでジャンプ競技を観ているのが北海道民だ。雪まつりだって、雪不足であっても車で一時間の岩見沢市にアホみたいに雪が降るから、運ぶのも容易だ。さらに札幌市の除雪技術は世界一だと札幌市民は自慢している。

ただ、2020年に東京オリンピックがあり、新幹線の札幌延伸が2030年ということもあって、2026年開催には消極的でもあるようだ。

ファイターズが北広島に逃げてしまうから、札幌市としては何かしらカウンターを上げたいところだろうが、新幹線という大型プロジェクトを考えれば、開通とオリンピックを揃えるのは当然だろう。いや、そうでもない。新幹線の開業は2030年度末。つまり、2031年3月なのだ。

間に合わないのだ。

しかし、オリンピックが来るとなれば、開業が早まる可能性もあるだろう。それ以前にJR北海道の財政破綻の問題もあるのだが。

話がそれたが、冬季オリンピック競技で、ヨーロッパでは盛んなのに日本ではマイナーな競技がある。バイアスロンだ。クロスカントリースキーとライフル射撃の二種を組み合わせたスポーツだ。国内では銃刀法によりに射撃種目の訓練が厳しく、バイアスロンの日本選手はほとんどが自衛隊員とのこと。それを北海道タレントアスリート発掘事業(北海道TID)において、マイナースポーツに優れた素質の子供たちを見出して育成するのだそうだ。他にもスケルトンとカーリングの選手育成をしているとか。

阿部氏によると、子供の頃は一つではなく多くのスポーツに親しんだ方がいいと言う。一つだけだと、挫折した時の影響が大きかったり、運動が偏ってしまうのだそうだ。体を動かすのが大好きなけいたまには何をさせようかな。スイミングスクールには入れたいと考えている。とにかくスポーツを楽しんでくれればいいよ。運動嫌いの私も、子供の頃は柔道に野球にサッカーをしていたのだから。