今朝のことだ。朝礼を終えて会社から帰ろうとした時のことだ。自宅に戻ってランチを食べたら、東京に向かうのだ。会社を出て駐車場に向かう。後ろから自分の車に近づいた時、ナンバープレートに何かが付いていることに気づいた。
カメラ?
いや、私の車にはバックモニターが付いていない。付いていたとして、カメラの位置はナンバープレートの上ではないだろう。
なんだ、これ?
手にとってみると、ナンバープレートを照らすためのライトだ。ネジで固定されていたが、枠が錆びてボロボロになっている。それでネジごと落下したのだ。このままでは夜間に走れない。
どうしよう。
とりあえず元の位置に押し込むと、なんとかハマってくれた。当面はこれでもいいだろう。しかし、後ろのドア枠も錆びてボロボロで、雨漏りしているような車だ。車本来の機能にはまったく問題ないのだが、ボディーが限界だ。
以前乗っていた86もそうだったなあ。錆びたわけではないが、ボディーが軋み出したので手放した。この車も限界か。再婚して四人家族になって、たまにハルハルやトミーも沖縄に遊びに来る。妻が義母や義父を乗せる機会も増えてきた。五人乗りでは厳しいのだ。車検を通したばかりとは言え、平成十七年に買った車だ。一年後には新しい元号になっている。
買い替え時なのだろう。
もう一つ、半年ほど前から自動食洗機のドアが調子悪い。きっちり閉まっているのに、「ドア開」ランプが光り、ピーピー警告音が鳴る。閉めるときにカチッと音がするように閉めないとダメなのだ。洗っている最中にもランプが光り、警告音が鳴る。ドアを開くまで鳴り続ける。夜中に洗浄予約すると、深夜や未明にピーピーと鳴り響くので、私がドアを開けて閉め直さないと食器洗浄が終わらない。
かなりのストレスだ。
ネットで調べると、ドアのセンサーの異常だとのことだ。そりゃ、そうだろう。私が知りたいのはその対応についてだ。修理が面倒とからセンサーを無効化しただと?それはダメだ。出張修理サービス、これだ。電話で予約すると、二日後には来れるとのことだ。
ようやく直った食洗機。ドアを閉めてもランプがつかない、警告音もしない。これが本来の姿である。仕様なのである。人間は異常を経験しないと、当たり前のありがたさが分からないものなのだ。
50年ほど生きていれば、いろんな経験をするものだ。さほど破天荒な生き様だとは思わないのだが、あまり他人が知らないことを見知ってきたらしい。そんな私の人生の切れ端でも誰かの役に立つかもしれないなら、記録として残す価値はあるかもしれないなどと考えながらブログを更新している。(詳しく読む…)