日本では四月から始まる「年度」という制度を使うことが一般的だ。入学式も入社式も四月に行われる。英語だと「会計年度」と呼んだりする。アメリカだと10月開始らしい。今日は年に一度の特別な会議。私は初めての参加だ。とある団体の前年度の会計をチェックするのが仕事だ。
厚さ20㎝ほどの領収書の束、1ページずつ、すべて目を通す。記憶と記録を領収書に紐づける。格闘すること二時間半。どうにかチェックが終わった。改善点はいくつかあったものの、問題は見つからなかった。
よかった。
これで私の29年度がようやく終わる。いや、まだだ。この監査報告を7月下旬に宮崎県で開催される会議で報告し、承認を得たら本当の終わりだ。
打ち上げだ。
派手にやるらしい。夏の宮崎は初めてかもしれない。梅雨も明けているだろう。楽しみだ。
50年ほど生きていれば、いろんな経験をするものだ。さほど破天荒な生き様だとは思わないのだが、あまり他人が知らないことを見知ってきたらしい。そんな私の人生の切れ端でも誰かの役に立つかもしれないなら、記録として残す価値はあるかもしれないなどと考えながらブログを更新している。(詳しく読む…)