旅先での地元スーパーを回る楽しみ

投稿者: | 7月 11, 2020

佐賀駅前のホテルから福岡空港に向かう。高速バスに乗れば何もせずに空港まで連れて行かれるのだが、鹿児島空港から福岡空港までレンタカーを借りたので、自分で運転するしかない。ならば、道中で物資を補給して沖縄の自宅に戻るのは必然であろう。

地方に行くと、地域限定のスーパーがあったりする。ジャスコやマックスバリューも悪くはないが、地元スーパーの方がレアものが置いてあったりするので、ついつい立ち寄ってみたくなるのだ。沖縄にもマックスバリューはあるのだが、やはり地元スーパーのりうぼう、サンエー、かねひでやユニオンの方が地元向きの製品が置かれている気がする。最近はBICもできて、野菜が激安で手に入るようになったが、地元で採れた商品はあまり置かれていないように感じる。

理想的なのは商店街だ。青果店や鮮魚店で買い物ができれば最高だ。笹塚の10号通り商店街のような場所があれば最高なのだが、なかなか巡り会うことができない。それに、商店街があったとしても、買い物に向いているのは十五時以降なので、午前中となればスーパーしか選択肢がないのだ。

道の駅ならば話は別だ。北海道ならば空港近くの花ロードえにわに隣接した「かのな」やサーモンパーク千歳の直売所に行くことも少なくない。この季節ならば行者ニンニクが出始める頃かもしれぬ。「しどけ」が手に入れば、天ぷらやパスタにして食べたい。ああ、コシアブラがどこかに売っていないだろうか。これもパスタにすると美味いのだ。

通り道を調べると、高速のインターチェンジ付近にいくつかの地元スーパーを見つけた。スーパーモリナガ。ここにしよう。ホテルを出て車を走らす。10分ほどで到着。写真を撮る余裕もなく、そそくさと店内をまわるが、野菜の品揃えはまあまあなのに、鮮魚はそれほどでもなかった。

残念。

買い物をすませると空港に一直線。さて、間に合うだろうか。余裕を持って出たはずなのだが、気がつけば残された時間に余裕はなかった。制限速度を超えないように、ぎりぎりのスピードで走る。休憩も無しだ。トイレも我慢だ。別に今すぐに用を足したいわけでもない。Googleマップでの道案内は、カーナビと違い、到着予想時間が正確だ。これをなんとか五分でいいから短縮できれば、途中で食事をする道が開ける。

さて、ランチはどうしたものか。