ITと不動産 ~不動産投資セミナー in 札幌~

投稿者: | 7月 11, 2020

私はもともとSE、システムエンジニアだ。それからIT企業を起こして、自社製品やクライアントのシステム開発をしてきた。二十代半ばには、某電機メーカーの大型システムの基本設計に加わっていた。代ゼミのシステム開発に参加していたこともある。あれは酷かった。三十歳になるとクライアントにシステムを提案する機会が増えた。ITコンサルタントであり、ITプランナーでもある。日本語で言えば事業企画担当である。

その腕を買われて今の会社に転職し、自分の会社を畳んだ。主力事業は新築マンションの企画開発及び販売だ。つまり、土地を買ってマンションを建て、それを売って引き渡すのが仕事だ。ITとはまったくちがう業界だ。自ずと企画は不動産関係に偏り、気がつけば自分も不動産業の仕事をするようになっていた。

それまで、自分は不動産の仕事をするわけではないからと、宅建士の資格には見向きもしなかったが、不動産セミナーの企画を担当することになり、宅建士を取ることにした。昨年は落ちてしまったが、今年は昨年の反省を生かし、対策とスケジュールを立てて試験に臨む。もしも受かったら、時間のない中、自分がどんな受験対策をしたのかを公開するつもりだ。
※合格しました

その担当企画の一環として、今年も全国の支店において、沖縄不動産投資セミナーを開催することになった。第一回目は札幌だ。

セミナー前日にスタッフ全員が札幌入りしたが、私は昼に沖縄で打ち合わせが入ったために、午後便で札幌に向かった。ついた頃にはすっかり暗くなっていて、この日の懇親会には2時間ほど遅刻しての参加となった。会場はススキノにあるさっぽろっこ。定番の居酒屋だ。

私はビールを飲み干すと、ホヤと日本酒ニセコをオーダーする。考えてみれば、私以外は皆、沖縄出身者だ。案の定、ホヤを食べたことがないという。美味しいですよと勧めると、恐る恐る食べていた。

「美味しいですね!」

きっとお世辞だろうと思っていたら、いつのまにかホヤが追加注文されていた。どうやら口に合ったようだ。よかった。

翌日がセミナー本番なので、この日は切り上げることになり、各自解散。私もおとなしくホテルに戻ると、シャワーを浴びて寝てしまった。