年度末そして新年度 ~時代を作るのは誰か~

投稿者: | 7月 11, 2020

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年度末そして新年度

人間は経験と知識を得ることで見聞と知見を広める。自己研鑽することでセンスは磨かれ、考え抜くことで、固定観念や常識にとらわれることなく、大胆なアイデアを思いついたり、もしくは理解する能力を得るものだと思う。さらに先見性やカリスマ性を備えれば、リーダーの素質が備わったと言えるだろう。

このような人は少数派だ。私などは無理である。理解することはできても、人を導くことはできない。リーダーの言うことをモデル化して、理解の手助けをするのが私の役割だ。リーダーのアイデアを実現するために、プランニングすることが私の仕事だ。

いわゆる参謀タイプなのだと思う。

経営者は孤独とは言え、一人では組織を動かすことができないから、臣下を置く。信頼できる部下で周りを固める。さすがに忠誠という言葉は時代錯誤だと思うが、対等に意見を交わし、リーダーを信じて支えることは、役員のみならず、社員でも重要なことだと思う。

まして、リーダーが人生をかけて成し遂げようとしているものであれば、なおさら信じる力が重要になるだろう。決して楽ではない。時には不安にかられたり、疑ってしまうのが人間だ。後ろ向きになったときに、もう一度、前を向くためには、心の支えが不可欠なのだ。

しかし、悲しいことに、リーダーの目指す景色が見えない人の中には、不安になり、疑心暗鬼になり、リーダーに不信感を持つ者もいる。最初からそうだった訳ではない。信じる力が見えない日々に少しずつ削がれてしまうからだ。自分の価値観、常識、固定観念から疑念にとらわれた人は、リーダーの言葉を理解しなくなり、変化を拒否し、保身に走る。

まさに織田信長を討った明智光秀も同じだったのかもしれない。一番近くにいたのに、信長を最後まで理解できず、ついには不安と疑心暗鬼にかられて、世の人を惑わす信長を亡き者にしなければ、元の世界には戻れないと思い込んでしまったのだろうか。

時代を作るのは誰か

新元号が令和に決まった。新しい時代がどうなるのか、テレビでは様々な人な意見を述べているが、そうではないと思う。我々現役世代が新しい時代をこうしたいと、作り上げていかなければならないのだ。日本人はあまりにも受動的になってしまった。リスクを恐れ、思考を停止し、何もしなければ、何もされないと思い込んでいる。

残念ながら世界はそんなに優しくない。この国も国家間の激しい生存競争を避けては通れない。韓国も中国も生き残ることに必死だから、世界に反日を広めることに血道をあげるのだ。無視していれば、いずれこの国はゆでガエルとなり、滅びるだろう。平和平和と叫ぶだけで平和を手に入れた国は歴史上、存在しない。国防に十分な軍事力、緻密かつ狡猾な外交戦略の双方がなければ、国が滅ぼされてしまうことは、歴史が証明しているのだ。

現実から目を背けて生きていける時間はさほど残っていない。このままいけば次代の子供たちは、間違いなく矢面に立たされる。その前に我々現役世代が動かずしてどうするのかと、強く思うのだ。

消せない過去

昨晩は締めにラーメンを食べてしまった。ホテルに戻ってから無理やり吐きはしたが、すべてをチャラになどできない。過去は清算できても、消すことはできないのだ。摂取したカロリーも消費できなければ貯まるだけなのだ。

ならば今朝は朝食を抜くしかない。カロリー調整だ。運動すればいいのだろうが、時間がない上に、膝とふくらはぎが痛む。医者に行っても、オーバーワークとしか診断されない。湿布を貼るくらいしか対処できないのだ。

おまけにゆうたまが生まれて家庭が忙しくなり、仕事もこの二年で激務に変わった。ジムに行く余裕などないのだ。アウトプットを増やせないならインプットを減らせばいい。そう、パンがなければケーキを食べればいいだけなのである。

朝食を抜いた結果、当然のごとく空腹感に耐えるという試練に直面する。私は分かりやすい人間である。なんでもすぐに顔に出る。血糖値と機嫌の良さはシンクロ率120%である。つまり、今の私は不機嫌なのだ。

そんなことを言ってる場合ではない。加古川駅から新快速に乗って三宮まで行き、大阪空港行きのバスに乗り換える。その前にダイエーによって、食料を調達するというミッションがあるのだ。我が家の貴重な物資を補給するのは、最重要作戦なのであります。

買い物を済ませてバスに乗る。空港までのバス停がダイエーからすごく離れているのは誤算であった。カバンが重い。しかも、バス停にはかなりの人が並んでいた。発車ギリギリだと乗れなかったかも知れぬ。無事に空港に到着したのだが、全日空側は工事中で土産物屋がほとんどない。水ナスを買いたいだけなのに、そんな小さな夢も儚く消えた。そして搭乗。空腹を思い出した。

早くご飯来ないかなあ。