年度末なのだ ~納会のシーズン~

投稿者: | 7月 11, 2020

年度末だ。年末には忘年会が、年明けには新年会があるように、年度末には納会が、新年度には総会がある。企業ではなく、主に団体と呼ばれる組織には不可欠なのだ。経済団体や業界団体にPTA等の教育団体も当てはまる。学校も会社も役所も四月から新しい体制が始まる。三月は卒業式や送別会の季節でもある。まさしく別れの季節だ。

年度が四月から始まるのは国内組織であり、ロータリークラブのような世界組織だと、アメリカ式に七月から年度が始まる。

私も経済団体からいくつかの役職をもらっている。残念ながら、とある団体では年度中に役職を放棄した。こんな無責任なことはしたことがないのだが、壊し屋のようなメンバーがガチャガチャと自分の担当に割り込んできて、好き勝手なことをされたので、これは無理だとさじを投げたのだ。

この人のせいで、組織の活動をやめてしまった人が何人かいる。しつこくて面倒臭いのだ。役員会で決まったことも、自分の意見に沿わなければ、ネチネチと絡んでくる。同じ話を蒸し返す。絡む方はいいだろうが、絡まれる方はたまったもんじゃない。自分のために他人の時間を平気で浪費する人なんぞ、関わりたくなくて当然だ。

そもそも組織とは議案を多数決で審議し、決議された結果は異論があろうとも尊重し、従わなくてはならない。それが組織運営というものだ。国会だって同じだ。自分の会社とは違うのだ。

話が逸れたが、そんなわけで三月ともなると忘年会ほどではないが、納会に参加する機会が出てくる。一年間、一緒に頑張った仲間と苦労をねぎらいながら思い出を語る。一緒に汗を流した人とは仲間になれる。一生の付き合いになるものだ。まもなく平成29年度が終わるのだと、日に日に実感している。