ワンフィンガーとツーフィンガー 我が家のハイボール

投稿者: | 7月 11, 2020

自宅ではサントリー角の業務用5リットルを720mlの瓶に移し替えて飲んでいる。ある時、酒のなくなり方がやたら早いことに気付いた。

飲みすぎではないか?

目分量で作ってるので、酔うと作り方が適当になるし、妻はやたらと濃い目に作る。結果的にびっくりする速さでウイスキーが無くなる。

いいことではない。

ウイスキーの量の単位はシングルやダブルがメジャーだ。それぞれ30mlと60ml。バブル世代以上ならワンフィンガーやツーフィンガーなんて言いかたも知ってると思う。グラスに注いだウイスキーの量と指の高さが一致しているところから来ているらしいが、私のように指が細いと、少なめになってしまうだろう。

若い頃はワンジガーなんて呼び方もあった。45ml。ジガーバーと言って、ショットがすべてワンジガーで売っている店もあった。

シングルやダブル、ジガーの量についてはこちらに解説がある。イギリスとアメリカとでも量がちがうとは驚きだ。

で、自宅の話だが、これではダメだと思い、酒を作るときにきちんと量るようにした。メジャーカップを使うのが正統派なのだろうが、面倒だ。それに私は缶のハイボールを飲むときでも、同量の炭酸を一緒に買う。飲むときに倍に薄めるためだ。もう若くないから、7%や9%はキツイのだ。

私がウイスキーを量るのに使うのは、料理用の大さじだ。百均で買ったものだ。侮るなかれ、同じものを三つそろえるのに、全国のダイソー、キャンドゥ、セレナを回ったのだ。大さじ一杯15ml。シングルの半分になる。私は500mlの炭酸をちょうど三杯で飲む。一杯につかう炭酸は165ml。これにウイスキー大さじ1を加えると、計算によればアルコール濃度が3.5%になる。

ちょうどいい。

居酒屋を経営している知り合いから、アルコール度数3%はだらだらと、ほろ酔いが続く度数だと聞いたことがある。

こうやって量り始めてから、ウイスキーの消費量が劇的に減った。妻もびっくりだ。自宅での飲み過ぎも無くなった。ほろ酔いで眠ることができる。別に飲み足りないこともない。

と言うわけで、我が家ではウイスキーシングルは大さじ1、ダブルは大さじ2なのである。