目次
FXをするために
投資するならFXスキャルピングだとQuoraで読んだ。早速調べてみた。スキャルピングとは頭皮を向くように薄く薄く利益を取って、それを1日に数百回行う方法だ。頭皮をスカルプと呼ぶのだが、インディアンが頭皮を剥ぐ行為から名付けられたらしい。
当然ながら人間がやるには厳しい。パソコンの前に張り付きになる。それはいやだ。元ITエンジニアとして自動取引を目指すのは当たり前だ。
株式をAIで取引させることも考えた。PythonとTensorFlowでAIプログラミングをしてみた。なるほどと思ったが、これを使って株式取引までもっていくほど時間的余裕がない。
もう若くはないのだ。
一日に集中できる時間は限られている。その大半は仕事に使うことになる。だから私が何もしなくても自動で取引するツールができれば、資産運用が楽になる。
そもそも私自身がなぜか資産運用にあまり興味がないのだが、プログラミングとなれば燃えてくるというものだ。
MT4/MT5
FXの取引をプラットフォームの代表格がMetaQuotes社が無償で提供するMetaTarder4、通称MT4である。その後継がMT5だが、MT5には自動取引機能が搭載されていない。なので現時点では自動取引はMT4一択となる。
などとネットに書いてあるが、ウソだ。
FXでの自動取引プログラムをEA(Expart Advisor)と呼ぶ。MT5でもEAができる。MT4のMT5の違いは対応するマーケットだ。MT4はFX専用であるのに対し、MT5は先物及び株式市場にも対応している。
つまり先物や株式のEAができてしまうのだ。
ダウンロードはこちら。
MQL
EAのプログラミング言語はMQLである。ベースはC言語だ。私は19歳からC言語を使ってきた。Latiice-C, Turbo-C, unixときてMS-C, その後はVisual Cである。Objective-C(Apple開発用)も使ってきた。
C言語ライクと言ってもmain()はない。イベントドリブンで、関数名が決め打ちである。必要な関数を記述するとオーバーライドされる仕組みである。
MT4用の言語がMQL4, MT5用はMQL5である。
次回はMT5をインストールしてEAを設置してみる。
50年ほど生きていれば、いろんな経験をするものだ。さほど破天荒な生き様だとは思わないのだが、あまり他人が知らないことを見知ってきたらしい。そんな私の人生の切れ端でも誰かの役に立つかもしれないなら、記録として残す価値はあるかもしれないなどと考えながらブログを更新している。(詳しく読む…)