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MetaTrader 5
Windows版のMetaTrader 5(MT5)をダウンロードしてインストールした。
ところでFXってなに?
ここで基本だ。FXとは外国為替取引のことである。ドルを買って、円が下がったら売って利益を出す、と考えて間違いないだろう。
だが世界は広い。米ドル、ユーロ、香港ドル、シンガポールドル、英ポンドなどなど、様々な通貨がある。どの組み合わせで儲けるかは自由なのだ。どの通貨を組み合わせるか、これを「通貨ペア」と呼ぶ。
USDJPYならば米ドルと日本円の通貨ペアだ。
FX取引の基礎
FX取引の入門サイトを読んでみた。よく分からない単位や単語が並んでいる。慣れている人はすらすらっと書いているが、こちとらド素人だ。何を言っているのか、一読しただけでは分からない。
これでは教科書と変わらない。
仕方がない、ノートを取るつもりで整理してみた。
Lot(取引量)
FXにおける通貨量の単位。1 Lot=10,000通貨単位。
米ドル/日本円(USD/JPY)取引だと1Lot = 1万ドルとなる。
※業者によっては1 Lot=100,000通貨単位なので要注意。最初に確認必須。
pips(価格変動)
通貨ごとに価格変動を表現するとややこしいのでpipsで表現するらしい。%のことだ。
1pipsは日本円にしてだいたい1銭。(1円=100銭)
米ドルならば0.01セント。
他の通貨についてはWikipediaを参照すれば分かる。
MT5ならばpipsの値が分かりやすいよう、大きく表示されている…のだろうか?初心者すぎて分からない。
スプレッド(手数料)
買値と売値の差である。つまり手数料である。いくつかのFX業者の手数料を調べてみた。
業者名 | USDJPY(米ドル日本円) | EURJPY(ユーロ日本円) |
---|---|---|
SBI FXトレード | 無料 | 0.28銭 |
GMOクリック証券 | 0.1銭 | 0.3銭 |
DMM FX | 0.1銭 | 0.3銭 |
外為どっとこむ | 0.1銭 | 0.3銭 |
えー、pipsではなく銭単位である。日本円が絡む取引はすべて銭である。おそらく海外のFX業者を使うと円取引でもpipsを使うのだろう。
0.1銭=0.1%なので、日本円で1Lotの取引をすると、1万円で10円となる。スキャルピングは一日で数十回も取引するので、例えば総計額が50万円ならば500円である。
スワップポイント
各業者のウェブにスワップポイントなる単語が踊っていた。低金利通貨で高金利通貨を買った場合、政策金利調整として入金される金である。日本は公定歩合、ではなく政策金利が-0.01%と超低金利だが、世界には超高金利の通貨もある。
通貨 | 政策金利(%) |
---|---|
日本円 | -0.10 |
米ドル | 0.25 |
ユーロ | 0.00 |
トルコ | 17.00 |
メキシコ | 4.25 |
日本円でトルコリラを買えば毎月かなりの金利が入ってくるが、トルコリラで日本円を買えば逆に金利差を払うことになる。
ん???
買ったトルコリラでスワップポイントをさんざん稼いでも、そいつで円を買い戻せば保有期間中のスワップポイントがパーになるということか?
なんだか手品みたいな話だな。そもそも超短期取引のスキャルピングするのに、長期保有のスワップポイントは相性が悪いような気がする。
もう少しFXを理解してから改めて検討しよう。
50年ほど生きていれば、いろんな経験をするものだ。さほど破天荒な生き様だとは思わないのだが、あまり他人が知らないことを見知ってきたらしい。そんな私の人生の切れ端でも誰かの役に立つかもしれないなら、記録として残す価値はあるかもしれないなどと考えながらブログを更新している。(詳しく読む…)