ビリヤードの思い出 ~バブル時代は流行りました~

投稿者: | 7月 11, 2020

日本橋ですき焼きを堪能した後はカラオケだと聞いていたのだが、行ってみるとプールバーだった。

バブル世代はビリヤード強いよ。

なんたって、まずはハスラー2。トムクルーズですよ。ストーリーもいいのだが、ジャンプボールにマッセ。華麗な技にも魅了された。あの頃、ブールバーのラシャにやたらと当て布がされていてが、素人がマッセやジャンプボールを打とうとして、キューが台に刺さること刺さること。当然、「マッセ禁止」などと張り紙もされるわけで、素人がむやみにするものではない。

もちろん私も素人だ。

それでも、ああもカッコいいショットを見せられればマネしたくなるのが人情というもの。私もこっそりやってみて一回だけうまくいった。

後にも先にもたった一回だけだ。

それから「ブレイクショット」少年マガジンで掲載されていたも思った。あれを読みたくて、毎週雑誌を買っていた気がする。面白かったなあ。週に数回はプールバーに行っていた気がする。まあ、大概は酒が入っているが。それでも真面目に練習してたな。キューの扱いが雑なので、まっすぐのものを探すだけでも一苦労だった。

今だから言える話だが、当時は車で飲み屋に行っていた。今でも車で行くことがあるが、必ず代行で帰る。しかし、当時は酒を飲んで普通に運手をして帰っていたな。今では考えるだけでも恐ろしい。よく事故らなかったものだ。

さあ、ナインボールで勝負だ。かかってこいやあ!しかし、目が霞んでボールがよく見えない。

今ならエディの気持ちがよく分かるよ。

一応、左右どちらでも球を打つことができるので、無理な姿勢はしなくて済むが、それでもメインは右だ。うまく玉の中央を撞けない。体もガタが来てるから、若いときのようにはいかないのか。

ああ、歳はとりたくないものだ。

それでも久しぶりに楽しかった。今度はシラフでやってみたいな。