新聞等のマスコミ報道でよく言われているのが「４時間の壁」だ。４時間以内の移動ならば、飛行機ではなく、新幹線を使う人が増えるのだそうだ。北陸新幹線は富山と金沢を劇的に近くした。大学生の頃は東京から夜行列車で行った土地だ。飛行機なら東京駅から富山駅まで三時間だろうか。それが新幹線なら二時間。マイルを貯めるのが目的でないならば、飛行機での移動が非効率なのは明らかだ。
大阪は松屋町。不動産セミナーを無事に終えて、現在時間は１６時半。これから私が向かうのは鹿児島県出水市だ。ここから新大阪に出て新幹線で一本。到着は２１時前。
しかし、伊丹空港から１７時半の便に乗れば、１９時に鹿児島空港に着く。そこからバスで１時間半。２０時半に到着だ。株主優待券を使うので、空路の方が割安でもある。マイルも貯まる。空路で四時間半。半分以上はバス乗車の時間だ。飛行機に乗る時間よりも、バスに乗る時間が長いのは納得いかないが、新幹線で五時間もかかるよりはいい。
そもそも全国に空港は数多あるが、ほとんどがアクセスの不便なところにある。経験上、とても便利なのは福岡、那覇、宮崎、松山くらいだろうか。いずれも空港から１０分程度で市街地に着く。逆に不便と思ったは根室中標津、高知、熊本、大分、岩国、能登、静岡、長崎、青森、三沢、小松などなど。新千歳だって、アクセスは便利ではない。
こう並べてみると、アクセスの悪いところは、航空自衛隊の基地のような気がする。
５０年ほど生きていれば、いろんな経験をするものだ。さほど破天荒な生き様だとは思わないのだが、あまり他人が知らないことを見知ってきたらしい。そんな私の人生の切れ端でも誰かの役に立つかもしれないなら、記録として残す価値はあるかもしれないなどと考えながらブログを更新している。（詳しく読む…）