バリアフリーに思う

投稿者: | 7月 11, 2020

本日の仕事場は博多駅筑紫口前。デイトスの向かい側にあるホテルに泊まり、その数軒先の貸会議室で会議を開催する。私はホスト役なので、早めに入ることにした。沖縄から福岡までの便は東京行きよりも朝早くから飛んでいて、羽田便ほどではないが、本数も多い。

最近まで、筑紫口で階段を使わずに地下鉄から新幹線に乗り換える方法が分からなかったのだが、デイトスのエレベーターを使うと便利なことが分かった。しかし不親切だ。市営地下鉄や都営地下鉄など、お役所が経営する地下鉄は、とにかくバリアフリーが悪い。札幌然り、京都然り、都営地下鉄然り。そして福岡も例外ではない。

外国人観光客を受け入れるなら、大きなカバンを持って歩くのが普通だから、なんとかしないといけないのに、住民たちが苦労しないからなんとも思わないのだろうか。

私も長期の出張が多いので、大きなカバンをゴロゴロと引きずりながら歩くとが多い。そして、これまた例外なく大きく遠回りを強いられる。歩く距離が長いのは健康にいいことだが、膝に負担がかかるので困る。これは年寄りも同じだと思う。

昨年、膝の痛みを感じて近所の整形外科に行きレントゲンを撮ったが、診断は「異常なし」。原因は「オーバーワーク(使いすぎ)」。湿布を出されて終わりだった。右膝は治ったものの今度は左膝が同じ症状になった。幸い、数日ほど薬を塗ったら痛みはなくなったが、足を捻ると軽い痛みが走る。

昨年まで一年ほどジムに通っていた。ジジババに混じって水泳教室に参加したら、クロールで1キロほど泳げるようになった。プールに行きたいが、最近は忙しい上に、ゆうたまが生まれて、ジムよりも家のことを優先しているので、時間がない。

ブログはほとんど移動時間に書いているので、日記を止めたところで、節約できる時間はそれほどない。私の足ではウォーキングもジョギングも無理なのだ。

だから、足に負担をかけないように、そうでなくても72リットルの大きなカバンを持ちながら階段を歩くのは無理だ。ジジババの気持ちが分かる気がする。駅における多くのバリアフリーは上辺だけだ。空いてる場所にエレベーターをつけました。スロープをつけました。エスカレーターをつけました。メインの通りにはスペースがないので、どうしてもハズレに設置されるので、移動距離は飛躍的に伸びる。

京王線からJRへの乗り換えの階段もなんとかして欲しい。エスカレーターもエレベーターも一切ないのだから。