モモ焼きを作ってみよう!

投稿者: | 7月 11, 2020

最近、あちこちでモモ焼きを食べる機会があった。宮崎しかり大阪しかり。カリカリの皮目とジューシーでふっくらとしたモモ焼きは、酒にもご飯にも合う。

自宅でも作れないものか。

肉を柔らかく焼くために、五十度洗いや、事前にフォークで肉を刺すなど、色々と方法はあるが、どれも決め手に欠ける。プロでなければ作れないのか。家庭で味わうことはできないのか。

宮崎地鶏のもも焼き

昔なら書店に行って、料理本を買うしかなかった。それが今ではネットで簡単に調べられる。早速、ググってみた。予想通りに先頭に表示されたのはクックパッドだ。

私が嫌いなサイトだ。

パソコンならクックパッドと楽天をオプションで除外するのだが、スマホからの検索では打つのが面倒だ。ま、たまには参考までに読んでみようかね。

…なんだこれ?「小麦粉をまぶして馴染ませる」だと?却下だ。あとはすべて「鶏むね肉を柔らかくする方法」である。

なぜ、そんなにも鶏むね肉を柔らかくしなければならないのだ?薄くスライスすれば済むことではないか。我が家では、鶏むね肉はチキンカツが定番なのだ。唐揚げでもいいのだ。安くて美味いのだ。

チキンカツ
鶏むね肉のカツ

そもそも私が知りたいのは、鳥もも肉の焼き方である。鶏むね肉ではない。

クックパッドは使えない。読むだけ無駄なのだ。やはり無精せずに、オプションで除外するべきだった。

もう一度検索。なんだ、-cと入力しただけで、候補に-cookpadが表示された。楽天も同様だ。いつも使ってるから学習されたのだな。なおさら最初からこうしておけば…まあいい。相変わらず胸肉の柔らかい焼き方ばかりだが、なんだこれ?

科学的に正しいチキンソテーの焼き方

なんと、肉を焼くのは、強火で表面を焼いてから、弱火で蒸し焼きという常識を全否定だ。

目からウロコ。焼き方は次の通りだ。

  1. フライパンに油大さじ3を入れる。
  2. 鶏肉を皮目を下にして置く。
  3. 油大さじ1を鶏肉にかけまわす。
  4. 火をつけて、中弱火(フライパンに火が届くか届かないくらい)にする。
  5. 水分がはじけて、フライパンの外に跳ね出したら弱火にする。
  6. フライパンの中の余分な水分や油をキッチンペーパーでふき取る。
  7. 肉の表面に水分が浮き出てきたら裏返す。
  8. 3分間焼く。
  9. できあがり。

なるほど、弱火でじっくり焼くのだね。科学的根拠からも弱火の方がうまく焼けるのか。そういえば、料理コミックの「ザ・シェフ新章」で味沢匠が言っていたのを思い出した。肉はグリルで弱火からじっくりと焼くのだと。素人が中途半端な知識で料理を語るなと。

これなら強火が苦手な妻でもできそうだ。

この記事も似たような内容なのだが、塩と砂糖と水を使って保水することで、肉をジューシーに仕上げると書いてある。しかし、これらを使うタイミングがどこにも書いてない。肉に揉みこむのか?塩と砂糖は揉み込めても水は無理だ。料理をしている写真を見ても、使われている形跡がない。

使えない。

ま、ぐるナビも好きではないから、どうでもいいや。

2つのサイトを参考にしながら調理してみたが、書いてある通りにはうまくいかなかった。思考錯誤して美味しくできたので、そのうちに投稿しようと思う。